

「ゴールドインレー」は19世紀の本の装丁を再現したものです。薄い金箔で覆われた金属板に、熟練の職人の手になる彫刻が施されたデザイン。典型的なドイツ・ネオルネッサンス様式となっており、恐らくは16世紀の装丁のレプリカであったと思われます。
サイズ |
ウルトラ
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サイズ |
幅: 180mm (7")
高さ: 230mm (9") 厚さ: 30mm (1¼") |
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フォーマット | 罫線 | |
罫線の間隔 | 8.11mm | |
1ページあたりの行数 | 25 | |
ページ数 | 240 Pages | |
Closure | 留め金 | |
カラー | Yellow | |
GSM (紙の厚み) | 120 | |
Cover | ハードカバー | |
エッジプリントあり |
Yes
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ポーチタイプ |
フリーポケット
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インテリアペーパー |
弊社のために作られたレイド紙
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栞 |
1
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仕様 |
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この象嵌細工は19世紀のドイツで人気のあったStil der Neorenaissance (ネオルネッサンス)装丁の忠実な復元ですが、元々は16世紀の装丁を模したものです。1875年から第一次世界大戦まで盛んであった、ドイツの19世紀ネオルネッサンス様式の素晴らしさをご覧ください。オリジナルは、金属板に金箔を貼り、丹精込めた職人技で彫り上げた象嵌細工です。
19世紀は、文学においても芸術においても、異質の世界観から優れたものを取り出して融合させ、まったく新しい思想を生み出した時代でした。懐古趣味が流行し、本の装丁もルネッサンスやロマンス主義時代の官能的なデザインを模すようになりました。装丁に装飾性が好まれ、富の蓄積が始まった時代でもあり、金や銀、さらには絹、七宝焼き、宝石が用いられるようになりました。
過ぎ去った時代に触発され、装丁職人が極上の芸術を生み出した時代を彷彿とさせます。